仕事ノウハウ

[現場監督]ってどんな仕事? 4つのポイントに分けて解説

このような疑問をもつ方のお悩みにお答えいたします。

現場監督とは

建設工事の指揮、統率を取る者と解釈してもらうと理解しやすいと思います。

例えば

・基礎業者であれば家の土台となる基礎部分の工事を

・大工さんであれば家の骨組み、内装を

・クロス業者であれば家の中の壁紙を

このように様々な業者さんが存在してます。

現場監督とはその業者さんたちの統率を取る者です。

現場監督には

  • 工程管理
  • 品質管理
  • 安全管理
  • 原価管理

以上の4つ仕事があります。

これらを深堀していきましょう。

工程管理

基本的に工事の期間は定められています。

お客様の住宅を建てるのであればお客様が引っ越しができるように工事を終わらせないといけないです。

店舗のような工事であってもお店を早く始めれるように工程を組まなければいけません。

建築工事というのは時間をたくさんかけて良い建物を造るというような世界ではありません。

限られた期間で良い建物を造ることが大切です。

監督はそれを踏まえた上で工程の作成を行います。

材料、資材の搬入も早くては他の作業の邪魔となってしまいます。工期の遅れに繋がります。

遅くては材料がないことで職人さんの手が止まってしまいます。これまた工期の遅れに繋がりかねません。

例えば大工さんがまだ作業を行っているのにクロス業者は作業できませんよね。

現場の職人さんたちが作業をしやすいように工程を考える。

監督の腕の見せ所です。

しかし現場では予期せぬトラブルが必ず起きます。

いかにそこで落ち着いて対処をしていくのかが非常に重要です。

ペン監督

ちゃんと工事終わったときは気分爽快!

品質管理

工事を工程通りに進めることは大切です。しかしそれと同時に品質を守らなければなりません。

いくら工程通りでも品質の悪い建物を造ってしまうのは本末転倒です。

建物は人の命を守るものです。建物に品質管理を監督の仕事です。

特に建物が完成してしまったら見えなくなる箇所のチェックは怠ってはなりません。

例えば

コンクリートを打設してしまえば見えなくなる基礎の鉄筋

壁の石膏ボードを貼ってしまえば見えなくなる壁の断熱

隠れてしまえば見えないですがどちらも家の性能として大切な工事です。

職人さんも人間です。

手の良い職人さんもいれば、手の悪い職人も少なからずいます。

手の良い職人さんでもなにかを見落とすこともあるでしょう。

監督はそこで異常がないかをちゃんとチェックしなければなりません。

ペン監督

お客さんが安心して使える建物をつくろう!

安全管理

建物の工事は危険が常に付き纏います。

工事現場ではヘルメット、安全帯、安全靴の着用は絶対です。

もし着用していない職人さんがいれば監督が直接注意しなければなりません。

例え職人さんが年上だろうが関係ありません。

現場での不安全行動は絶対許してはなりません。

ペン監督

安全第一!!!

原価管理

簡単に説明するとお金の管理です。

工事にはお金がかかります。

材料代、職人さんの人件費、各申請代、現場での電気代、水道代に至るまで

様々のお金が発生します。

そのお金の管理も監督の仕事です。

決まられた予算の中で工事を進め、完了させないとなりません。

それには適切な数の材料の発注、適切な職人さんの人数。

現場での経験が特に大事です。

ペン監督

適材適所!経験を積もう!

まとめ

まとめ

  • 工程管理とは
  • 品質管理とは
  • 安全管理とは
  • 原価管理とは

ざっと紹介していきました。

こうして見ると結構大変なお仕事ですよね。

世間的には 現場監督=重労働のイメージを持たれています。

事実間違っていないです。

ですが年々労働基準法が厳しくなり過度な残業などは減ってはきています。

ですがまだまだこれから是正されていくので重労働のイメージを払拭される事を期待しています。

ペン監督

現在現場監督の方も、これから現場監督の仕事をしたい、興味がある方

彼氏、旦那さんが現場監督の方などの参考になれば幸いです。

ABOUT ME
アバター
ペン監督
現場監督してます🐧 29歳 愛する嫁、子供0才 4年間漆黒ブラック工務店で働き、軽い鬱になり大手ハウスメーカーへ転職して、潔白ホワイトとは言えないけど取り敢えずホワイト企業へ転職成功👨‍🔧以前の自分のような人を救いたい気持ちで情報発信しています🙇‍♂️行動しましょう!💪🏻