「仕事でミスばかりしてしまう。」
「現場で職人さんに怒られて毎日の仕事が憂鬱。」
「来年から現場監督として働くけどちゃんと仕事をこなせるか不安。」
こんなお悩みに現役現場監督のわたくしペン監督が解決いたします。
わかりますよ〜その不安。
一度ミスをしてしまうとそのことで頭がいっぱいになって次々ミスを連発してしまう事ってありますよね。
過去、私も負のスパイラルに陥っていました。
私が新卒入社したのは小さい地域密着型の工務店で最初は雑用ばかりしていました。
毎日が現場の掃除、掃除、掃除。
そして親方に怒鳴られる日々。
「どうせ今日も現場で怒られるんだろうな〜」と出社の時点で気分が下がっていた毎日でした。
結果としてハウスメーカーに転職して毎日が充実するようになりました。
今ではミスも少なくなり(ミスはしますwここ重要w)毎年昇格できる程仕事ができるようになってます。
そんな私の以前取ってしまっていたダメな行動や、ダメな考え方をまとめました。
自分にも当てはまっていないか見てみてください。
最後に解決策も説明します。
この記事を読んでもらうことで少しは悩みの解決になると思います。
現場監督の仕事ができない人の3つの特徴
- 段取りが悪い
- 偉そうにする
- 的確な指示が出せない
それでは解説していきます。
段取りが悪い

現場監督の仕事は段取りが命です。
ここは絶対に怠ってはいけません。現場監督は段取りがほとんどと言っても過言ではないです。
逆に言えば段取りさえしっかりとしておけば現場監督としてはある程度仕事ができる人になれます。
「材料を発注し忘れてしまった。」
「役所検査の予約を忘れていた。」
このようなミスで職人さんが出戻り、手待ちになってしまうと職人さんからは「こいつ段取り悪いな」と思われてしまいます。
現場では様々な職人さんがいますよね、職人さんは基本的に日給制です。
職人さんは手を動かしてナンボです。私たち現場監督のように月給制ではないので
現場では絶対に職人さんの手止めないように資材の手配、人材の配置を行わないといけません。
私自身、何度もミスしていたときも、自分に変な自信あり「これで大丈夫」などと過信していました。
そういう時に限って何かを忘れていたり、間違っていたりするものです。
何回も失敗することで「念の為もう一度確認しておこう」と自分を疑うようになりました。
あなたもミスを連発しているようならもう一度「これで大丈夫だろうか」と自分を疑ってみて下さい。
解決策:自分を疑うようにしてみましょう。
偉そうにする

現場監督=偉い
と勘違いしている現場監督がよくいます。
まるで自分が現場で一番偉いかのように
「こんな仕上がりではダメでしょ。」
「こんな事もわからないのか?」
やたらと高圧的に上からモノを言う人は100%嫌われ、業者も仕事をしてくれなくなります。
確かに立場上では職人さんたちを取り纏める仕事なので現場ではリーダー的な存在にあるのは間違いありません。
しかしそれはあくまで肩書きに過ぎません。
あなたが今の会社に就職して頂いたポジションなだけです。
協力業者あっての現場なのです。
偉そうにしてしまうのは少し仕事になれてきた新社会人3年目や、4年目ぐらいの監督に多く見受けられます。
理由は簡潔に言うと世間をまだ全く知らないからです。
私も社会人1年目の頃は現場監督が現場で一番偉いと勝手に思っていました。
しかしある日そんな態度の私に当時の先輩が言いました。
「職人さんあっての現場、仕事っていうのを忘れるな。」
それまでの私は現場の人間全員で仕事をしているという気持ちが
あまりなかったので、言われた瞬間に言葉がすごく響きました。
それ以降は職人さんと積極的にコミュニケーションを取るようになりました。
そうすると、休憩時間にも仕事の事を教えてもらったり、
「もっとこうしたほうが良くなるよ。」など様々なアドバイスをもらえるようにもなりました。
それらは今の仕事にも間違いなく活きています。
解決策:視野が狭くならないように俯瞰して自分をみるようにしてみましょう。
的確な指示が出せない

現場では職人さんに指示をしなければなりません。
「今日はこの作業をしてほしい」
「明日はこれを優先的にしてほしい」
など的確に指示を出さなければ段取りよく進まず職人さんをイラつかせてしまうことになります。
的確な指示が出せないことは、自分に自信がないのが原因です。
特に入社して間もない頃などによく見られる事です。
理由として勉強不足と成功体験不足です。
勉強不足とは現場での知識がまだあまりないため職人さんに「この納まりはどうする?」
などと質問された時に即答できない事です。
私も最初の頃はよくありました。辛いのが何度か聞かれて答えれずにいると「コイツは駄目だ。」ともう質問されなくなることです。要するに諦められています。
成功体験不足はその言葉のままで、成功した体験がまだ乏しいので自信を持って答えられない事や、なにか指示をしても自信がなく見えてしまいます。
そうするとまた「コイツは駄目だ。」とレッテルを貼られてしまいます。
まずは現場の納まりなどは必死に覚えましょう。根性論のようになってしまいますがそれしかありません。
そして色んな質問に答えていれば自然と自信がつき、気がつけば堂々と的確な指示が出せるようになっています。
資格なども積極的にとっていきましょう!
解決策:ひたすら勉強と経験を
まとめ
以上 現場監督の仕事ができないの3つの特徴と解決策を解説してみました。
僕も今では責任のある仕事をこなしていますが最初はズタボロでした。
誰も初めから完璧にできる人などいません。
現場の人間は最初からなんでもできる人間より、努力でのし上がってくる人間を好む傾向が
あります。(僕の持論ですwでも合ってると思います。)
今回の記事が仕事で悩んでる人の参考になれば幸いです。
今の場所で頑張り続ける選択肢もありますが、環境が原因なら転職を視野にいれることをオススメします。
どのタイミングで転職すべき? 記事でも紹介してますので一度目を通してみてください。
また今は転職を考えていない方でも今の自分が狙える企業だったり、自分の市場価値を知る事は重要です。
自分に合った転職サービスに登録して、今の自分の価値や世間にはどんな求人が出ているかをしっかり把握しましょう。
